
新緑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素より、一般社団法人甲府青年会議所の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響が残る中で迎えた大型連休が終わり、私たちの活動エリアでも、いつもの通勤・通学風景が戻ってきました。連休中の旅行や帰省は自粛を求められ、ゆっくりと自宅で過ごす方も少なくなかったのではないでしょうか。私自身も遠出はせず、自宅や近所の公園で家族と連休を過ごしました。体は休めたものの、どこかすっきりしないのは、自分が気付かないところで自粛や我慢によるストレスを抱えているからでしょうか。よく我慢と辛抱は違うと言われております。嫌なことをただ耐え忍ぶのが「我慢」 好きなことのために耐え忍ぶのが「辛抱」。様々なものが制限される社会ではありますが、よりよい未来に向かって進んでいくためにも、ポジティブな捉え方でこの難局を乗り越えていきましょう。
さて、私たち(社)甲府青年会議所の事業も本格的にスタートいたしました。4月には対外的な青少年事業や地域事業を開催させていただきました。新型コロナウイルス感染拡大が続く中での事業開催にあたり若干の不安もありましたが、参加していただいた皆様の笑顔を見て計画・実施させていただいて良かったと感じました。
5月16日には、山梨県立美術館において5月例会第45回山の都親子ふれあい写生大会を開催させていただきます。皆様に安心して楽しんでいただけるよう、当日は万全の感染症対策をおこないます。ぜひ、ご家族でご参加いただけると幸いです。
結びに、春は職場の配置換えや入学など出会いの季節です。(社)甲府青年会議所にも現時点で15名の新入会員が入会いたしました。このような社会情勢の中ではありますが、地域や誰かのために、また自分自身の状況を変えようと挑戦することを決めた志の高い方ばかりです。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、できなくなってしまったことはあります。ただ、何かをするための時間が無くなったわけではありません。冒頭にも申し上げましたが、ポジティブな捉え方で、今私たちにできることを探していきましょう。
今後も皆様にはより一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げるとともに、ひとりひとりの「挑戦」がこの地域の未来をより良い方向へ導いていくことを祈念し、5月理事長所感とさせていただきます。