副理事長・専務理事所信

副理事長

輿石 義章

 2020年の新型コロナウイルスの感染拡大は社会的、経済的に依然として私たちの生活に大きな影響を与えています。いまだ終息の見えない中、私たちの青年会議所活動も制限のある中で考え実行し、最大限の効果が発揮できる事業を行わなければなりません。今までの当たり前に活動のできる環境から、「withコロナ」を考えた活動をしていき、引き続き地域から求められる(社)甲府青年会議所として事業構築をしていきます。

 私たちの住むこのまちには自慢のできる多くの地域資源が存在しますが、まだ私たちの知らない地域の資源も身近に多く存在します。この「山の都」にある地域資源を地域の魅力と捉え、まず私たち会員が魅力を知り、地域住民に浸透させることで郷土愛を育んでいきます。このまちを好きになる人が多ければ多いほど私たちが目指す「明るい豊かな社会」の実現に近づけるのではないかと考えます。

 毎年(社)甲府青年会議所からは多くの出向者を輩出し、積極的に活動をしています。2021年度は関東地区協議会の会長を輩出するなど出向先で責任のある役職を務める会員が多くいます。そのような会員の貴重な経験を今後の(社)甲府青年会議所の共有財産となるよう、全会員で出向者を支援します。渉外事業に関しては新型コロナウイルスの影響により、現地に赴いての参加ができず、WEBでの開催になった際もしっかりと会員に開催意義を伝え参加をし、自己の成長につなげていきます。

 2021年は創立70周年という節目の年になります。様々な理由で事業の計画、実行が困難になる可能性もありますが、やらないという選択をするのではなく、できる方法を考え(社)甲府青年会議所が地域からより求められる存在になるよう、挑戦していきたいと思います。

副理事長

萩原 亮

 2021年、創立70周年を迎える(社)甲府青年会議所は、長い歴史の中で地域やそこに住む人々に対して様々なより良い影響を与え、アプローチを行ってきました。その中でも地域の活性化、そして青少年の育成に関しては未来を見据え深く想いを巡らせていかなければなりません。

 私の担当する地域連携特別委員会、青少年の心育成委員会ではそれぞれ地域の人々・諸団体、子どもたちと協働しながら機会を提供する立場で活動を展開します。地域、子どもたちに様々な機会を提供することで私たちにも見えるもの得るものがあり、やがては(社)甲府青年会議所のさらなる存在感の増強につながると考えています。

 地域連携特別委員会では主に(社)甲府青年会議所の歴史ある既存事業を担当させていただきます。県内プロスポーツクラブとのP R活動や信玄公祭り前夜祭 湖衣姫コンテストの運営、山の都ふれあいコンサートへの参画などを中心に諸団体、地域の皆様と協働しながら地域の活性化に取り組んでまいります。

 青少年の心育成委員会では未来を担う子どもたちに「次世代のリーダー」となっていただきたく「挑戦の心」を育んでまいりたいと考えています。地域の宝である子どもたちに雄大な自然や日常では得ることのできない体験をもとに主体性や協調性を学んでいただき、将来、様々な立場・場面でのリーダーとなれるような一歩踏み出す力を持った子どもたちを育成します。

創立70周年を迎えるにあたり、多くの皆様と交流しながら事業を盛り上げて行きたい反面、コロナ渦を片隅に置きながら対応となる場面があるかもしれません。ですがそのような状況下であっても決して下を向かず、山の都の率先垂範者として限りある条件の中で最大限のことに挑戦したいと考えています。

副理事長

会員拡大推進特別会議

特別議長

 

東原 広幸

組織の絆を深化・進化・真価を発揮

70年間綿々と受け継がれている(社)甲府青年会議所の歴史や伝統は、明るい豊かな社会の実現を本気で願い、行動を起こしてきた先人たちの想いが根底にあります。我々の住まう地域を盛り上げたい、または青少年の豊かな心を育成したいという強い想いは青年会議所のテーマであり、これからも続いていくであろう活動指針だと確信しております。

また、そのような活動が行われてきた背景には、必ず“仲間との友情”がありました。同じ世代に生まれ、切磋琢磨しながら時には喧嘩し、時には涙を流しあってきた仲間とのかけがえのない友情が青年会議所では育まれていきます。2021年度の甲府青年会議所は創立70周年を迎えます。70年分の想いを背負って、仲間との絆を深めることで組織の一体感を高めてまいります。

会員拡大を全員で行う

20歳から40歳までという限られた時間の中で活動していくということは、山の都に住まう青年経済人を多く仲間に迎え入れなければ、会員数は減少の一途をたどり、組織はやがて衰退してしまいます。かつては300名を超える会員数を誇っていた(社)甲府青年会議所も2021年は100名を切ってのスタートとなります。会員数が少ないからといって地域にもたらす影響力までも比例して下がっていくわけには行きません。常に組織を若々しく保ち、仲間とともに新たな発想や価値観を組織にもたらすことで地域に与えるインパクトは増大していきます。

そのためには、会員一人が会員拡大活動を行っていくのではなく、組織全体の問題として捉え行動を起こすことが必要であると考えます。理想のまちに近づいていくため全会員で手と手を取り合い、会員全体を巻き込んで会員拡大活動をしてまいります。

 

専務理事

廣瀬 明彦

 1951年に甲府青年会議所が設立され、2021年に創立70周年を迎えます。この70周年という長きにわたり組織が継続し、地域に運動を発信し続けられてきたのも、その時代そのときそのときの変化を見定め、柔軟に対応し、常に地域に必要とされる組織であり続けてきたからです。そして、今、私たちを取り巻く環境や生活様式が劇的に変化してきています。

 しかし、絶えず変化を続けてきた組織でありますが、青年会議所活動の本質が会議であることはこれからも変わり続けることはありません。また、総合計画改訂の年にあたりこれからの時代に即した新たな組織の方針を定めて行く必要があります。

 2021年度は「未来をつくる挑戦」のスローガンの元、様々なことに果敢に挑んでいきます。私たち専務理事グループでは総合計画検証会議、総務・メディア委員会を一つのグループとし、活動を行ってまいります。毎年様々な事業が展開されていますが、それは「まちづくり」「ひとづくり」「組織づくり」を基本方針とし中長期的な目標を掲げた「総合計画2016」が指針を定めているからです。今年は「総合計画2016」が役割を終え、持続的発展の礎を築くため新たな「総合計画2021」を策定します。また今年は各会議体・各委員会がさまざまな「挑戦」に取り組んでまいります。それらの「挑戦」が最大限効果を発揮できるよう効率的な仕組み作りを行うとともに、会員が活動しやすい環境づくりと正確かつ魅力的な情報発信を行っていきます。

 一般社団法人甲府青年会議所の運営を担う立場として、理事長、組織全体を支え、地域を支え、専務としての役割を担い、さらに前へ、もう一歩をともに歩むために、一年間組織のために挑戦し活動をしてまいります。